卓球チームの立ち上げについて 〜前編〜「立ち上げの際に考慮すること」

モッティ
モッティ

こんにちは、モッティです。
今回は、卓球チームを立ち上げる際に考慮することを紹介します。

まえがき

前回、前々回と卓球チームの探し方を記事でご紹介しました。

久しぶりに卓球をやりたいと思ったとき、一番最初のハードルは「相手がいない」ということ。
学生の頃から同じ場所に住んでいる場合は部活仲間や友人が卓球をしているか聞けばすぐにできるかもしれませんが、進学や就職などで引っ越した場合などは周りに知り合いすら少ないこともあります。
その際は、住んでる場所の近くや職場の近くで活動しているチームがないか探すことになりますが、練習日時や場所、レベル感、雰囲気などが合うチームが見つからないことも良くあります。
そんな時、安定して練習したいのであれば自分で卓球チームを立ち上げるのがオススメです。
(他に練習する方法については別で書きたいと思います)

今回は前編と後編に分けて、こちらについて書いていきます。

  • 〜前編〜 卓球チームを立ち上げる際に考慮すること
  • 〜後編〜 チームを立ち上げることによるメリット・デメリット

卓球チームを立ち上げる際に考慮すること

ご自身で卓球チームを立ち上げる際にはいくつか考慮しておくことがあります。
(草卓球チーム・サークルをターゲットにしています)
行き当たりばったりでも少人数チームなら運営は可能ですが、長く活動していくのであればこれから挙げるポイントをある程度考慮した方が良いでしょう。

1.チームの方向性

(1)どういうチームにしたいか

チームを立ち上げる際に、どういうチームで卓球したいのかをイメージすると良いでしょう。
自分で一から作るチームなので、方向性を最初に決めておいた方がメンバー集めもしやすくなります。
普段の卓球以外にも楽しみたいのか、その辺りもチーム構成に関わってくると思います。
具体例を挙げると

  • 地域密着、住んでるエリアが近いメンバーで作るチーム
  • 年代が近いメンバーで構成するチーム
  • 未経験者、初心者歓迎。卓球を楽しむチーム
  • 楽しい雰囲気を重視しつつ、大会にも積極的に参加するチーム
  • とにかく上級者で集まる、日卓協にも登録して公式大会に参加するチーム
    etc

(2)チーム名

どういうチームを目指しているのかにもよりますが、新規で人を募集する際に興味を持ってもらえるようなチーム名にするのが良いでしょう。大会に出た時に目立ちたい、という理由でのネーミングでも良いと思います。

(3)チームの目標

チームの目標を設定すると、新しいメンバーに興味を持ってもらいやすくなります。

  • 初心者・初級者中心のチームであれば「大会で1勝あげる」
  • 中上級者中心のチームであれば「団体戦で優勝」
  • 上級者中心のチームであれば「全国大会出場」
    など

「○○で有名なチームにする」など、勝つこと以外の目標でも良いです。目標を明確にしておくことで、このチームはどこに向かっているのか、をメンバーと共有することができます。

2.活動内容

(1)活動場所

チームを立ち上げる上で、活動場所も重要な要素になってきます。体育館や私営卓球場の個人利用でも良いのですが、ある程度メンバーが増えて定期的に練習したいとなった時に、団体貸しで事前予約できる方が人が集まりやすく、当日練習できない・場所を移動する、といったことがないので団体貸しを検討することをおすすめします。

(2)活動時間・曜日

こちらも活動場所と同様、活動曜日によって人が集まりにくかったり、個人利用が開放されていなかったりするので、事前に活動場所と合わせて調べた方が良いでしょう。集まりやすい時間、曜日で活動し始めて、メンバーの増加に合わせて増やしていくのが良いでしょう。

(3)大会への参加有無、登録地域など

募集するメンバーのレベルによって、大会への参加を必須とするのか、できれば参加して欲しいという温度感にするのかや、どこの地域で大会に出るのかを予め考慮すると良いでしょう。団体戦はなるべく同じチームで出て欲しいけど他の大会は任意にしたり、複数のチームに参加している場合、大会が重複することもあるのでどちらを優先してもらうのかを加入してもらう際に予め決めておくと良いでしょう。

3.募集条件

(1)年齢層

チームを立ち上げる際にはチームの年齢層も考慮しましょう。
どういうチームにしたいかによって変わると思いますし、代表者がそもそも歳が離れている方と接するのは苦手、などの事情があれば制約を設けた方が良いです。代表者が我慢してまでチーム運営する必要はないと思いますので、無理なく運営できるチームにすることをおすすめします。

(2)レベル感

チームを立ち上げる際には募集するメンバーのレベル感も考慮しましょう。初級、中級、上級では分かりにくいこともあるので、大会での成績や各種イベントのレーティングなどを指標にすると良いでしょう。

(3)在住・在勤・在学など

地域の卓球連盟や協会に登録する際、エリアによっては在住在勤在学者の割合が一定数以上いなければならない場合があります。予め確認しておき、登録条件がある場合はチームメンバーの募集条件にも加えると良いでしょう。

4.加入までの流れ

チームへの参加を希望する方に見学してもらいその場ですぐに加入してもらうか、1ヶ月程度お試しで参加してもらい正式加入してもらうか、その時々に合わせて調整すると良いでしょう。1回見学して正式加入にした場合、どういう方かあまりわからない状態で入ってもらうことになるので、トラブルにつながるリスクが高いです。ある程度期間を設けておけばどういう方か観察することもできますし、他のメンバーとも何度か会ってから入ってもらうことになるので、メンバーとの相性という点でも心配は少なくなります。

5.役割分担

チームを運営する上で、いくつか事務作業的なものが発生します。
一例を挙げるとこのような作業があります。

  • 連盟・協会登録手続き
  • (団体予約がある場合)施設登録手続き
  • (団体予約がある場合)練習場所予約
  • 大会申込み・支払い
  • スケジュール共有(練習日・大会)
  • メンバー管理(新規募集、名簿)
  • 集金・収支管理
  • 備品管理

6.その他

年齢層やレベル感の他にもチームを運営する上で守ってほしいルールなどを検討すると良いでしょう。
周りと協力できない方(自分だけ良ければ良いという方)や雰囲気を壊してしまう方、勧誘系など、チーム運営を阻害してしまうような方はお断りした方が良いです。

また、代表に対して意見をあげてくれる方はありがたいですが、クレーム・愚痴だけで、改善策を提案せず、口だけで手を貸さないなど、困らせる方も時には出てきます。
そういったことが起きた時にどう対処するかもある程度検討しておいた方が良いでしょう。

その他、チームのルールを明記した簡易規約などがあると良いでしょう。
(無くてもチーム運営はできます)

終わりに

いかがでしたでしょうか。
今回は卓球チームを立ち上げる際に考慮することをご紹介しました。
代表になるといっても、チームの規模や協力者の有無によってモチベーションや負担が変わってくるので、できる範囲から始めるのが良いでしょう。
次回はチームを立ち上げることによるメリット・デメリットをご紹介します。


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