こんにちは、モッティです。
2021年10月にルール改正があり、カラーラバーが解禁されました。
今回は発売されているカラーラバーを紹介します。
(2021年11月1日時点)
1.カラーラバー発売!
2021年10月から卓球のルールが変更になり、カラーラバーの使用が認められるようになりました。
従来の赤・黒に加えて次の4色が使用できます。
- ブルー
- ピンク
- グリーン
- パープル
カラーラバーを使用する際は片面は必ず黒を使用するルールとなっていますのでご注意ください。
両面カラーは使用できないんですね!
2.発売されているカラーラバー(メーカー別)
2021年11月現在で発売されているカラーラバーはメーカー4社、計15種類です。
- VICTAS
- andro
- TIBHAR
- JOOLA
発売されているカラーラバーをメーカー別に紹介します!
(1)VICTAS
VICTASからはブルー・ピンクの2色4種類のカラーラバーが発売されています。
1)V>15Extra ブルー
VICTASから発売されているカラーラバーのうち、ブルーが出ているのがV>15Extra。
V>15ExtraはVICTASの中でも人気の高いラバーで、丹羽考希選手や松平賢二選手などのトップ選手も使用しているラバーです。
2)Ventusシリーズ ピンク
VICTASから発売されているカラーラバーのうち、ピンクが出ているのがVentus(ヴェンタス)シリーズです。
Ventusシリーズでは以下の3種類がラインナップされています。
- Ventus Extra(エキストラ)
- Ventus Stiff(スティフ)
- Ventus Limber(リンバー)
※Ventus Regular(レギュラー)はピンクの販売はなし
TSP時代から発売されていたVentusシリーズがVICTASに移行されてスポンジ硬度によって名称変更となったラバーです。
こちらはスポンジもピンク色になっているようです。
スポンジが柔らかいLimberは初中級者でも扱いやすいと思います。
(2)andro
androからはグリーン・ブルー・ピンクの3色4種類のカラーラバーが発売されています。
1)ラザンターR48 グリーン
androのカラーラバーでグリーンは3種類発売されています。
その中の一つがラザンターR48です。
ラザンターR48はYGサーブでお馴染みの濱川氏や松平志穂選手などが使用しています。
2)ヘキサー パワーグリップ グリーン
androから発売されているカラーラバーのグリーンのうち2種類目がヘキサー パワーグリップです。
硬度は47.5度とラザンターR48に近いようですが、グリップ力が特徴で持ち上げやすい設計になっているようです。
3)ヘキサー グリップ グリーン
androから発売されているカラーラバーのグリーンのうち3種類目がヘキサー グリップです。
こちらはヘキサー パワーグリップより硬度が柔らかくなっており、より持ち上げやすくなっているのが特徴です。
ラザンターR48、ヘキサー パワーグリップ、ヘキサー グリップの3種類ともにグリーンスポンジなので、ラバーもスポンジもグリーン一色です。
4)GTT 45 ブルー/ピンク
androから発売されているカラーラバーのブルー・ピンクがGTT 45です。
こちらは初級者向けのラバーです。
ライトテンションの裏ソフトラバーで入門からテンション系ラバーを使いたい人におすすめです。
(3)TIBHAR
TIBHARからはブルー・ピンク・アシッドグリーンの3色3種類のカラーラバーが発売されています。
1)Quantum X PRO ブルー/ピンク
スピンテンション系の裏ソフトラバーで、中上級者向けのラバーです。
TIBHARといえばEVOLUTIONシリーズ、特にMX-D、MX-Sが人気で、卓球Youtuberのユージくんやわった氏が使用していますが、こちらのQuantum X PROは比較的扱いやすいようです。
2)Quantum X PRO SOFT ブルー/ピンク
Quantum X PROのスポンジを柔らかくして初中級者にも扱いやすくしたラバーです。
3)GRASS D.TecS アシッドグリーン
TIBHARから発売されているアシッドグリーンのテンション系粒高ラバーです。
粒高は飛ばない印象がありますが、テンション系ということで攻撃的な使用も可能になっています。
(4)JOOLA
JOOLAからは、パープル・ブルーの2色4種類のカラーラバーが発売されています。
1)ダイナライズACC パープル
パープルはダイナライズシリーズで3種類展開されています。
ダイナライズACCはミディアム・ハードスポンジが採用されており、回転がかけやすくコントロールもしやすくなっているようです。
今のところパープルが発売されているのはJOOLAのみで、中々見かけないラバーに加えて珍しいカラーラバー、用具好きは一度試してみるのもアリかもしれません。
2)ダイナライズAGR パープル
ダイナライズAGRはハードスポンジが採用されており、上級者向けラバーです。
3)ダイナライズCMD パープル
ダイナライズCMDは、ダイナライズシリーズの中でも最も柔らかいスポンジが採用されており、初級者にも扱いやすいラバーです。
4)ライゼンCMD ブルー
ライゼンCMDは2021年4月に発売されたラバーで、スポンジもライゼンシリーズ用に開発されたバランス・スポンジのミディアム硬度が採用されています。
3.終わりに
いかがでしたでしょうか。
執筆時点ではカラーラバーは4社15種類でしたが、2022年4月には既にカラーラバーを発売していた各社がラインナップを増やしています。
追加されたカラーラバーについては追々更新します。
Twitterなどを見ていると、カラーラバーを使いたいからラバーを違う種類に変える、という人はあまりいないようですが、オープン戦や公式の大会などの写真を見ているとカラーラバー使用者をちらほら見かけます。
ご自身が現在使っているラバー、もしくは次に変えようとしているラバーでカラーラバーがあれば一度使ってみてはいかがでしょうか。
カラーラバーを使っていると大会や練習場で物珍しそうに注目され声をかけてもらうことがあります。
コミュニケーションツールとしてしばらくは役に立ちそうです。
あとがき
カラーラバーを使用していることに対して、ボールが見にくくなるなどの意見が一部であがり、使用していることに対して反対の声を見かけました。
また、カラーラバー使用者に対して「(ラバーの色が)気持ち悪い」「見えにくいからやめてほしい」といった心無い言葉をかけるということも聞いています。
カラーラバーはルールとして認められています。
使用している人にもメーカーに対しても失礼に当たるので、こういった行為はやめてほしいです。
新しい挑戦や変化を嫌う人が一定数いるのはどの分野にも言えることですが、批判的な言葉ではなく、そういうのもあるんだ、くらいの受け止め方で良いのではないでしょうか。
私はカラーラバーを使用することで微力ながら卓球界の変化を応援したいと思います。
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